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有孔ボードとスチールラックで、工具と農具の定位置をつくる

拠点構想

インテリア雑誌の「見せる収納」は、たいてい美しい雑貨を並べるためのものだ。だがここで言う見せる収納は意味が違う。探す時間をゼロにし、道具を傷めないための仕組みとしての壁面だ。有孔ボードとスチールラック。どちらもホームセンターで買える規格品で、作業場の壁を一つの道具に変える。

なぜ「見える」ことが効くのか

引き出しや箱にしまった道具は、使うたびに探し、使い終わると適当に放り込まれる。結果、どこに何があるか分からなくなり、同じ工具をもう一つ買う羽目になる。壁に掛けて定位置を決めておけば、空いているフックを見るだけで「何が出ているか」が分かる。片付けは「元の場所に戻す」だけになる。

道具の寿命にも効く。湿った床や箱の底に置かれた工具は錆びやすい。壁に掛けておけば風が通り、刃物同士がぶつかって欠けることもない。

有孔ボード(ペグボード)

等間隔に穴の開いた板に、専用のフックを差し込んで道具を掛ける。フックの位置は何度でも変えられるので、道具が増えても組み替えられる。

  • 素材:木質のボードは安く加工しやすい。湿気の多い小屋やガレージなら、スチール製のパンチングパネルのほうが反りや劣化に強い。
  • 取り付け:壁との間にすき間(スペーサー)を入れないとフックが差し込めない。下地の柱や間柱にしっかり固定する。
  • コツ:よく使う道具を目の高さに、重いものを下に。道具の輪郭をマーカーでなぞっておくと、戻す場所が一目で分かる。

スチールラック

棚板の高さを自由に変えられる、ポールと棚板を組み合わせたスチール製の棚。耐荷重が明記されていて、汚れたら水拭きやパーツクリーナーで拭ける。木の棚のように油や水を吸わない。

キャスターを付ければ移動式の作業台にもなる。棚板を一枚、合板を載せた作業面にしておくと、その場で小さな修理ができる。

単管パイプ小屋との組み合わせ

単管パイプの小屋なら、パイプそのものが収納の下地になる。単管用のクランプにフックや金具を取り付ければ、スコップやくわ、ホースを柱や梁に直接掛けられる。有孔ボードも、胴縁にした単管にクランプで固定できる。骨組みと収納が同じ規格でつながるのが、この組み合わせの気持ちよさだ。

工具箱は「スチール製」を基準に

持ち運ぶ工具は、プラスチックの箱よりもスチール製の工具箱に入れておくと長持ちする。踏んでも割れず、蓋の蝶番も金属なので壊れにくい。車に積むなら、荷室の固定具に縛れる取っ手があるものを選ぶ。

壁面収納の三原則

  1. 定位置を決める(輪郭を描く)
  2. 使用頻度で高さを決める(よく使うものは目の高さ)
  3. 水拭きできる素材で組む
STATUS
構想中
次の一歩
小屋の骨組みができたら、一面だけ有孔パネルを張り、手持ちの工具の定位置を決める。