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単管パイプとポリカ波板で、畑に腐らない小屋を建てる
木で作った小屋は、いつか腐る。台風が来れば屋根が飛ぶ心配をし、数年ごとに塗装をし直す。そこで目を向けたいのが、工事現場の足場で使われる単管パイプだ。鉄のパイプをクランプでボルト留めするだけで骨組みが立ち、溶接も専門の技術も要らない。畑の隅に、資材と道具を守る基地をつくる計画をまとめた。
単管パイプという規格品
単管パイプは外径48.6mmの鋼管で、建築現場の足場や仮設物に広く使われている。屋外向けには、亜鉛めっきで錆に強くした製品が一般的だ。長さはさまざまに用意されていて、ホームセンターでも1本単位で買える。
強みは、部品がすべて規格化されていることにある。
- 直交クランプ:パイプ同士を直角に固定する
- 自在クランプ:任意の角度で固定する。筋かい(斜材)に使う
- ジョイント:パイプを継ぎ足して長くする
- 固定ベース・キャップ:柱の足元を地面や基礎に据える、切り口をふさぐ
どれかが錆びたり壊れたりしても、その部品だけを外して交換できる。構造を組み替えて棚にしたり、移設したりもできる。これが木造DIYにはない最大の利点だ。
構成のイメージ
屋根と壁:ポリカ波板
屋根材には、ポリカーボネート製の波板が向いている。軽く、割れにくく、光を通すので小屋の中が暗くならない。単管パイプには、パイプを抱き込む形の「単管用フックボルト」や専用の留め具で固定する。
壁は全面をふさがず、雨が吹き込む面だけ波板を張る、という割り切り方もある。風が抜ける構造のほうが、台風時に受ける力は小さくなる。
台風に耐えるための三点
- 足元を固める。柱を地面に打ち込むか、束石やコンクリートの基礎に固定ベースで据える。足元が動けば、どれだけ上を固めても意味がない。
- 斜材を入れる。四角い枠は横からの力でひし形につぶれる。自在クランプで斜めにパイプを渡し、三角形をつくる。
- 屋根を浮かせない。波板は風で下からあおられるとはがれる。留め具の間隔を詰め、軒の出しすぎに気をつける。
この小屋に入れるもの
- 袋のままの鶏糞・液肥・培養土(雨で鶏糞を台無しにした経験から、最優先)
- 耕運機、スコップ、工具類(有孔ボードの壁面収納と組み合わせる)
- 雨の日でも作業できる作業台
- 将来的には、自作バッテリーとソーラーパネルの電源
建てる前に確認すること
- 農地に建てる場合:田畑の上に工作物を建てると、農地転用の手続きが必要になることがある。地域の農業委員会に事前に相談する
- 建築確認:屋根と柱・壁がある小屋は、規模や地域によって建築確認の対象になる。小規模なら不要になる条件もあるが、自治体の窓口で確認しておく
- 高所作業:屋根を張る作業は脚立の上になる。一人でやらない、ヘルメットを使う
- STATUS
- 構想中
- 次の一歩
- 置き場所の法的な扱いを確認し、まずは屋根付きの資材棚(柱4本+波板)の小さな形から組む。